最近firewall(iptables)の設定をいじる事が多かったんだけど
その変更の検証が結構面倒だった。
今回はその検証にncコマンドを利用したのでメモ。
ncコマンドはTCPまたはUDPで簡単な通信を実現する。
2つのPC間でncコマンドを介してメッセージを送受信させることで
iptablesが動作しているかを検証できる。
受信側は以下のようなコマンドで実行する
nc -lkv 1234
引数について
- lはlistenモード(受信モード)にて実行する
- kは1度メッセージを受信してもコマンドを終了しない
- vはverboseモードとして接続元アドレスを出力する
- 数字が受信するポート番号
送信側は以下のようなコマンドで実行する
nc 192.168.0.15 1234 ... ...
引数について
- 送信先のIPアドレス
- 送信先のポート番号
その後、標準入出力に適当なメッセージを入力すると
受信側の標準出力に入力したメッセージが表示される。