Windows10が発売され、Visual Studio 2015や RaspberryPi向けOS(Windows10IoT)の提供など、 最近いろいろと遊べるようになってきたMicrosoft製品群。
Windows7からWindows10への更新も1年間無料で提供されているので、 昔購入してほとんど利用していないWindows7を活かすためにも VM上にWindows10環境を構築してみる。
ホスト環境はUbuntu14.04で、KVMを仮想化基盤に利用する。 KVMを基盤に利用するとホストの音声が・・・と考えていたので、 Windowsゲストの場合には今まで使ってこなかったけど spiceで結構簡単に実現できることを知った。
上記サイトに従いまずはWindows7のインストール。 音声についても問題無く鳴り,Windows Updateを適用して 最新の状態に更新(適用完了まで約2日掛かった!)。
Windows7に最新の更新プログラムを適用すればWindows10の インストールプログラムがダウンロードできると思ったら なかなかダウンロードが開始しない。 結局Windows Updateを再実行したらやっとのことで Windows10のインストールプログラムのダウンロードが開始された。
しかし、Windows10のアップグレードは上手くいかない。 単純にアップグレードを適用するだけでは失敗してしまう。
どうやらこのエラーコード”C1900101”はWindows10への アップグレードに失敗する、よくある例らしい。 今回は特に仮想化を利用しているので デバイスまわりが怪しい事は想像できるが その原因はよくわからない。
一応KVMの設定を確認してみたら CPUモデルが指定されていなかった。
これに、ホストCPUの設定を適用すると 上手くいくようになった。 (実際はこれ以外にもゲストOSのデバイス設定をいろいろといじってみたけど いろいろいじり過ぎてよくわからなくなってしまった・・・)
3度目のアップグレードにしてなんとか行きそうな雰囲気に。 その後は時間は掛かったもののWindows10環境の構築に成功。
どうも再起動まわりが不安定な気がするけど特に問題なし (たまに起動に失敗する、再度起動すれば上手くいく)。 使い勝手もWindows7からそこまで遠くないので悪くはなさそう。