やっとの事でKVM上にWindows10をインストールすることに成功した。
とはいえ、ディスクIOがものすごく遅い。 アプリのインストールにも時間が掛かるし、 普段使いにも非常に不便。 そこでディスクをIDEからVirtIOに変更してみる。
VirtIOを利用するにはゲストOSにVirtIOのドライバをインストールする必要がある。 VirtIOドライバをインストールするタイミングとしては、 OSインストール時とOSインストール後の2通りある。 今回はIDEでOSをインストール済のため後者の方法を取る。
手順としては、追加の仮想ディスクをVirtIOで接続し、 ドライバをインストールする。 ドライバは以下のサイトから入手する。
Windows Virtio Drivers - FedoraProject
今回は「Stable virtio-win iso」をホストに直接ダウンロードして ゲストにマウントする。 現時点での安定版はvirtio-win-0.1.102。
ゲストからはデバイスマネージャの認識されていないVirtIOディスク (表記はSCSI Disk Device?失念してしまった、ほかのデバイス以下にあるはず) よりドライバーソフトウェアの更新を選択する。 ドライブを検索・参照することでドライバがインストールされる。 するとVirtIOディスクが使えるようになる。
あとはVirtIOディスクドライバをインストールするために追加した ディスクを取り除き、システムディスクをVirtIOで接続すればOK。 パフォーマンスも体感でかなり向上している様子 (計測せずの推測なのでダメダメですが)。
ドライバのISOを確認してみるとWindows8.1までは存在するが Windows10用は存在しない。 それでもインストールは問題無く進む上に、 その後の動作にもまったく影響しない。 今後正式にWindows10対応すると思うが とりあえず使う分には問題なさそう。